名古屋市は、人口が多い大都市の一つです。名古屋市の人口は200万人を超え、愛知県の県庁所在地です。名古屋市は、かつては城下町として繁栄してきましたが、1945年の空襲で、ほとんどの建造物が破壊されてしまいました。

名古屋と聞くと、トヨタやホンダの工場を思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、毎年何百人もの観光客が訪れる理由は、それだけではありません。文化的かつ歴史的に豊かな土地であること、ユニークな食文化、近代的な建築、賑やかなナイトライフが楽しめる夜の街など、名古屋にはすべてが揃っています。

もし、名古屋への旅行をお考えなら、名古屋の観光スポットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

名古屋城

名古屋城は、名古屋の街を象徴するシンボルなので、ぜひ最初に訪れたい場所の一つです。お城に着いたら、お城の天守の屋根に飾られた、金のしゃちほこをご覧ください。

ただし、名古屋城の天守閣は、改修工事中のため、2022年まで閉館されており、入場できません。本丸御殿など、他の施設は、400年前の姿に復元されており、見学できます。中でも、金シャチ横丁が観光の一番の見どころになっています。どうぞご注目ください。

徳川美術館・徳川園

侍が生きていた頃の時代にタイムスリップしたいなら、この2つを行きたい場所リストに追加しましょう。徳川家は、今から約400年前、250年もの間に渡って、この地域を支配していました。尾張徳川家は、名古屋の繁栄に欠かせない役割を担い、直系の子孫で続きました。

徳川園は、かつて壮大な庭園でしたが、現在でもなお、その景観が保存されています。庭園では、人と自然が織りなす景観が楽しめます。周辺には、多くのカフェやレストランが立ち並ぶので、併せてお立ち寄りください。

nagoya

また、徳川園の敷地内には、徳川美術館が併設されており、ここでは、刀剣をはじめ、兜や甲冑など、様々なコレクションが展示されています。

トヨタ産業技術記念館

名古屋に訪れるなら、トヨタ産業技術記念館を見学しましょう。1918年に建てられた赤レンガの建物で、かつては工場として使用されていました。ここでは、トヨタの創始者である豊田佐吉氏による発明品の数々が展示されています。

トヨタ自動車のルーツは、重機だと知っている人は、少ないかもしれません。その重機の技術を完成させ、現在のトヨタ自動車を創業したのは、豊田佐吉氏の息子である豊田喜一郎氏です。

ご存知の通り、トヨタ自動車は、創業以来、高品質の自動車を世界中で販売しています。

名古屋テレビ塔

名古屋テレビ塔は、栄の賑やかな商店街の中心地に位置します。このタワーは全長100メートルで、日本で最初に完成した電話塔です。タワーに備えられた展望台から、名古屋市の全体を見渡すことができます。

ただし、この展望台は、土日と祝日しかオープンしないので、訪問する曜日にご注意ください。展望台に行くには、外にむき出しになっている階段を利用するしかないので、高所恐怖症の方には少し厳しいかもしれません。